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花粉症や不眠症の薬が認知症のリスクを増やす!?  1/27/2015

  花粉症や不眠症のための一般的な薬が認知症のリスクを大幅に増加させようだと、米国の大規模研究が示しています。

  問題の薬は全て「抗コリン作用薬」と呼ばれる種類に属します。脳と身体の中で、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質をブロックする作用をもちます。

  この研究は、高齢者で、「抗コリン作用薬」の高用量と長期使用は認知症の高リスクと関係していて、服用中止の数年後にもリスクが元に戻らないことを発見しました。

  抗コリン作用薬を含む最も一般的な薬は、うつ病の治療薬、花粉症のようなアレルギー疾患のための抗ヒスタミン薬、睡眠補助薬、尿失禁の治療薬です。

  例えば、第一世代の抗ヒスタミン薬のクロルフェニラミン、失禁治療薬のクロルフェニラミン、日本では承認されていませんが個人輸入で使用されている三環系抗うつ薬のドクセピンがあります。

  しかし、専門家は、パニックになったり自己判断で薬の服用を中止しないようにと注意しています。心配な場合は主治医に相談してください。

  米国のワシントン大学のシェリー・グレー(Shelly Gray)氏らの研究が、JAMA Internal Medicine誌電子版に26日付で掲載されました。

  「高齢者は、処方箋が不要な市販薬でも、強い抗コリン作用をもつ睡眠補助薬などには注意する必要がある」とグレイ氏は述べています。

  すべての薬には副作用が出る場合があり、抗コリン作用薬も例外ではありません。

  患者は、この薬に添えられた注意書きかリーフレット等で、喉の痛み、眼と口の渇き、眠気、集中力の持続時間の低下や記憶障害等の副作用があることが伝えらます。

  加えて、これらの薬は認知症の高リスクにも関係するかもしれないことも知っているべきだと、この研究者は言います。

  この研究では、認知症の症状のない 65 歳以上の 3,434 人を追跡しました。

  「抗コリン作用」をもつ薬を服用していた人々を特定し、投与量と頻度を知るために、医療と薬の記録を調べました。その後の認知症の診断と比較しました。

  この研究は厳密な方法を使用しました。 7 年以上の長期追跡し薬局記録を介して(市販薬も含んで)薬の使用を正確に評価しました。

  平均 7 . 3 年の追跡期間に 797 人が認知症の診断を受けました。637 人はアルツハイマー病でした。

   10 年累積的使用量と認知症およびアルツハイマー病の発症に、用量反応関係があることを発見しました。

  この研究の試算では、標準投与量を累積で 1 年を超えて使用すると認知症のリスクが 23 パーセント増加し、3 年以上では 54 パーセント増加します。

  例えば、1 日当たり 10 mg以上のドクセピン (抗うつ薬)、4 mg以上のジフェンヒドラミン(睡眠補助薬)、 5 mg以上のオキシブチニン (尿失禁の薬物)を 3 年以上服用続けると認知症の発症リスクは大きく増加するようです。

  医師と薬剤師は、予防的アプローチを取り、代替の様々な治療法を提供したいと考えており、代替手段がない場合は、可能な限り最小量で最短期間の処方にするだろうとグレイ氏は述べています。

  代替薬として、抗うつ薬では選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (SSRI)かフルオキセチンが、抗アレルギー薬ではロラタジンのような第二世代抗ヒスタミン薬があります。

  この研究者によると、一部の研究参加者は死後の解剖に同意しています。

  「脳の病理を調べ、今回の結果を説明する生物メカニズムを発見できるかどうか確かめることになるだろう」とグレイ氏は語っています。

  この研究結果に対して英アルツハイマー病協会のブラウン氏は「この結果が本当かどうか、もしそうだとしてこの副作用は長期服用の結果か短期服用の複合的症状かはまだ明らかではありません。今後、潜在的な危険性を理解するための厳密な研究が必要だ」と述べています。

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1/27/2015
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