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「良性肥満」は幻想!?

  残念ながら、太っていても健康リスクの増加が生じない「良性肥満」の存在は神話であり、現実のものではないようです。

  身体についた多量のぜい肉は、現在か将来の健康問題を示す確かな徴候です。

  過体重か肥満の人々の多くが、心臓の血管を損なう高血圧や高コレステロール値、高血糖値につながるインスリン抵抗性のような代謝異常をもっています。

  結果として、過体重か肥満の人々は、通常、心臓発作や脳卒中、2型糖尿病、他の致死的な病気のリスクが増加します。

  この常識に反し過体重か肥満であっても、正常体重の人々と同様に(少なくとも代謝的に)健康であるように見える一部の人々に関心が集まっています。この人々は「代謝的に健康な肥満」または「良性肥満」とも呼ばれます。

  しかし、安全な「良性肥満」レベルなどというものは存在しないことを、新しい研究が明らかにしました。

  ある時点で「良性肥満」だった人々も、長期的には、健康な正常体重の人々と比べ、時期尚早な死と心臓発作や脳卒中のリスクが増加することが分かったのです。

  一方、体重に関係なく、血圧や血糖値、コレステロール値など、代謝に異常のある人々は健康リスクが大きく増加することも確認しました。

  たとえ健康に問題がないように見えても、太り過ぎの人々は減量が必要であると示す研究結果を、カナダのトロント大学医学部およびマウントシナイ病院のラヴィ・レトナカラン(Ravi Retnakaran MD)氏らが、Annals of Internal Medicine誌12月3日号に発表しました。

   肥満度の評価は、一般的に、BMI または体格指数が使用されます。これは体重( kg )を身長( m )の 2 乗で割った値で、BMIが 18.5 以上 25 未満を「正常体重」、 25 以上 30 未満を「過体重」、30 以上を「肥満」と分類されます。

  同じ BMI カテゴリーの人々でも、コレステロールや中性脂肪のような血中脂質の状態、耐糖能(血糖値を一定に保つ調節機構の能力)、血圧、および腹囲など代謝的特徴には変動があります。

  肥満の人々の中には、体脂肪が多いにも関わらず、正常な代謝状態をもっている人々がいます。

  同様に、正常体重の人々の中にも、不健康な代謝状態をもつ人々がいます。

  この研究では、BMI の分類(正常体重、過体重、肥満)別に、代謝状態と総死亡リスクおよび心血管疾患の発症との関係を評価するために 既発表の研究を検索し精査しました。

  1950〜2013年に発表された合計 61,386 人を含む 8 つの観察研究のデータを統合してメタ分析を実施しました。

  BMIによる 3 つの体重グループを代謝状態で 2 つに分けた合計 6 のグループを比較しました。

  代謝的に健康でも肥満か過体重の人々は、代謝的に健康かつ正常体重の人々と比べ、長期的な死亡リスクと心血管疾患のリスクが増加することを発見しました。

  10年以上の追跡をした研究だけを分析すると、代謝的に健康でも肥満の人々は、心血管疾患の発症リスクが 24 パーセント増加しました。

  この結果は、代謝的な異常がなくても BMI が増加することは、良性の状態ではないと示しています。

  BMI の分類に関係なく、代謝的に不健康は人々は、心血管疾患のリスクが増加しました。

  代謝的に不健康は人々は、代謝的に健康な人々と比べ、心血管疾患のリスクが正常体重グループでは 3. 14 倍に、過体重グループでは 2. 70 倍に、肥満グループでは 2. 65 倍に増加しました。

  確かに BMI による判定では筋肉量の多い人々は実際より肥満度が高く評価される傾向があります。しかし、このような人々は稀で、一般的ではありません。そして、永久的でもないようです。ある時点では健康肥満であっても、加齢に従って、運動量などが減少し、危険な肥満へと変身していきます。

  結論として「個人の健康リスクを評価する際には、BMI と代謝状態の両方を考慮すべきである」と、この研究者は述べています。

12/4/2013

関連:メタボリックシンドローム、生活習慣病心臓の健康

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