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糖尿病は脳の機能不全も原因!?

  血糖値の上昇と糖尿病の発症に、すい臓のインスリン生産の機能不全が関係することはよく知られていますが、これだけでは糖尿病の発症にはつながらないと、米国の研究者が報告しています。

  脳が、糖代謝の劣化と糖尿病の発症に不可欠な重要な役割をもつというのです。

  正常な血糖値の調節は、すい臓と脳との共同作業によって実現することを、新しい研究は示します。

  現在の糖尿病の治療は、血糖値を制御することであり、糖尿病を治すことはできません。脳機能へアプローチすることで、糖尿病を治すことも可能かもしれないと、この研究者は考えています。

  脳は、元々は、正常な糖代謝を維持するために重要な役割を果たして考えられていましたが、1920 年代のインスリンの発見で、糖尿病の治療の研究の中心は、ほとんどインスリンだけを対象とするものに移行しました。

  現在、ほぼ全ての糖尿病の治療は、インスリン分泌を増やすか、身体のインスリン感受性を高めることを目指します。

  もちろん、これらの治療薬は 2 型糖尿病の特徴である高血糖値の制御に有効ですが、糖尿病の原因ではなく症状に対処しており、従って、病気を治すのではなく制御するだけだと、この研究者は言います。

  脳が、血糖値の制御と糖尿病の発症に重要な役割を果たしていると示す研究結果が増加しています。

  米国のワシントン大学医学部のマイケル・シュワルツ(Michael W. Schwartz)氏らの研究が、Nature誌11月7日号に掲載されました。

  2 型糖尿病の発症には、血糖値制御における「(すい臓)島細胞系」と「脳中心系」の両方の障害が必要だと、この研究者は考えています。

  従って「インスリン・レベルの増加だけでも血糖値は下がりますが、問題の半分に対処するだけだ」と、この研究者は述べています。

  「正常な血糖値制御の回復のためには、脳の血糖値制御系の対処も必要です。両方のシステムにアプローチすることで、血糖値制御を改善するだけでなく、実際に糖尿病を回復させることが可能だろう」と言います。

  この研究では、研究者は、インスリンの作用とは独立して、血糖値制御における脳中心系の強力な効果を示している、過去の動物と人間の研究を精査しました。

  正常な血糖値の制御は、すい臓のインスリン生産細胞(すい臓ランゲルハンス島細胞)と脳の視床下部神経回路および(正常な血糖値の維持に密接に関与している)他の脳領域との間の協力に依存すると、この結果は示します。

  この脳の血糖値制御系が体組織のグルコース(糖)取り込みを促進するメカニズムの一つが、「グルコース有効性」と呼ばれるものです。

  この過程は正常なグルコース取り込みの約 50 パーセントを占め、すい臓の島細胞によって動かされるインスリン依存性メカニズムの影響と対抗します。

  血糖値制御の脳中心系の損傷は一般的であり、すい臓の島中心系の負担の増加を招きます。

  当面は、すい臓の島中心系は脳の機能不全を補うことができますが、これが上手くいかなくなると、脳中心系がさらに悪化し、最終的に糖尿病を発症することになる様々なサイクルを引き起こします。

  この研究は、インスリンの分泌によって血糖値の上昇に応じる島細胞系と、グルコース有効性も刺激するインスリンを介した糖代謝を強化する脳中心系の、 2 つの血糖値制御システムモデルを提案します。

11/7/2013

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