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米国のナショナルコレステロール教育プログラム(NCEP)

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◎米国の改訂ナショナル・コレステロール教育プログラム(national cholesterol education program)は、9 ステップから構成されています。以下は要旨抜粋です。


≪ステップ1 ≫コレステロール値をチェック

LDL (悪玉)コレステロール値
100 mg/dL 未満 良好
100 〜 129 mg/dL ほぼ良好
130 〜 159 mg/dL ボーダーライン
160 〜 189 mg/dL 高い
190 mg/dL 以上 非常に高い
総コレステロール値
200 mg/dL 未満 望ましい
200 〜 239 mg/dL ボーダーライン
240 mg/dL 以上 高い
HDL ( 善玉 )コレステロール ( 高いほうが望ましい )
40 mg/dL 未満 低すぎる
60 mg/dL 以上 高い

≪ステップ2 ≫動脈硬化、冠動脈心臓病の診断

◎冠動脈心臓病イベントの高いリスク要因となるアテローム動脈硬化症の存在を特定。

冠動脈心臓病の診断、頚動脈疾患の兆候、末梢動脈障害、腹部大動脈瘤

≪ステップ3 ≫主要な危険因子の存在を決定

◎高 LDL 値以外の他のリスク要素をチェック
喫煙
低 HDL 値 ( 40 mg/dl 未満 )
高血圧 ( 140 / 90 mmHg または 高血圧治療薬の使用 )
若い年齢での冠動脈心臓病の発症の家族病歴 -- 55 歳未満の一親等の男性、65 歳未満の一親等の女性
年齢--男 45 歳以上、女性 50 歳以上

* HDL コレステロールが 60 mg/dL は逆転リスク因子にみなして、この存在は総カウントから 1 つのリスク因子を取り除きます。
* 注意: ATP V では、糖尿病は、冠動脈心臓病リスク相当と見なされます。

≪ステップ4 ≫ LDL コレステロール値が高いこと以外に、リスク要素が 2 つ以上あって、冠動脈心臓病かそのリスク同等物がない人の、今後 10 年間に冠動脈心臓病になるリスクカテゴリを診断

10 年間の冠動脈心臓病のためのリスクの見積りは、こちら


◎カテゴリは以下の 3 つ
1. 20 パーセント超 -- 冠動脈心臓病リスク相当
2. 10 〜 20 パーセント
3. 10 パーセント未満

≪ステップ5 ≫冠動脈心臓病のリスクカテゴリの定義

◎ LDL コレステロール値の目標の設定
◎治療のためのライフスタイルの改善 (TLC) の必要性を決定
◎治療薬の検討レベルを決定

リスクカテゴリ定義 目標 LDL ( 悪玉 )コレステロール値 最初にライフスタイルの改善する場合の LDL コレステロール値 治療薬の検討する場合の LDL コレステロール値
冠動脈心臓病か冠動脈心臓病リスク相当
今後 10 年間に冠動脈心臓病になるリスクが 20 パーセント超える
100 mg/dL 未満 100 mg/dL 以上 130 mg/dL 以上 (薬によって 100-129 mg/dL )
高 LDL 値以外のリスク要素が 2 つ以上

同リスクが 20 パーセント以下
130 未満 130 以上 10 年間のリスク 10-20 %の場合は 130 mg/dL、今後 10 年間のリスク 10% 未満の場合は 160 mg/dL
高 LDL 値以外のリスク要素が 0 〜 1 つ 160 mg/dL 未満 160 mg/dL 以上 190 mg/dL 以上 (薬によって 160-189 mg/dL )

≪ステップ6 ≫ LDL コレステロール値が目標値より高い場合は、ライフスタイルの改善 ( TLC ) を導入

◎TLC 食事療法
飽和脂肪酸をカロリーの 7 % 未満、コレステロールを 1 日 200 mg
食物繊維の摂取量を増やす:水溶性食物繊維を 1 日 10-25 g
LDL コレステロールを減らすために植物ステロールを 1 日 2 g

◎体重管理
◎身体活動の増加

≪ステップ7 ≫薬での治療の検討

省略

≪ステップ8 ≫ 3 カ月間のライフスタイルの改善後に、メタボリックシンドロームの診断基準でチェック

_≫日本の診断基準はこちら
◎問題があれば治療

◎メタボリックシンドロームの診断基準 - どれでも 3 つ以上

メタボリックシンドロームの診断基準
リスク因子 基準値
内臓脂肪型肥満
男性
女性
ウエスト周囲サイズ
102 cm 超
88 cm 超
中性脂肪値 150 mg/dL 以上
HDL コレステロール値
男性
女性
40 mg/dl 未満
50 mg/dl 未満
血圧 130 mmHg 以上/85 mmHg 以上
空腹時血糖値 110 mg/dL以上

* 太り過ぎと肥満はインスリン抵抗とメタボリックシンドロームに関連しています。しかし、内臓脂肪型肥満の存在は、メタボリックリスク因子として、高いBMI値(BMI)より強く関連します。したがって、ウエスト円周サイズの簡単な基準を使用して、メタボリックシンドロームの体重コンポーネントを特定するのが勧められます。

** ウエスト円周サイズがわずかに大きいだけ -- 例えば、94 〜 102cm -- でも、複数のメタボリックシンドロームリスク因子が発生する場合があります。そのような患者はインスリン抵抗性に強い遺伝的なリスクを持っているようです。ウエスト円周サイズが基準より大きい男性と同様に、ライフスタイルの改善で利益を得るでしょう。


メタボリックシンドロームの治療

◎根本にある原因 -- 太り過ぎ/肥満と運動不足 -- の改善
体重管理の徹底、身体活動の増加/運動習慣
◎これらのライフスタイル療法にもかかわらず改善しない場合は、脂質と非脂質リスク因子を治療
高血圧の治療、アスピリンを使用して、冠動脈心疾患の患者はプロトロンビン状態を減少させる
◎高い中性脂肪値、そして/または、低い HDL コレステロール値の治療


≪ステップ9 ≫高い中性脂肪値の改善

中性脂肪値
150 未満 正常
150 〜 199 ボーダーライン
200 〜 499 高い
500 以上 非常に高い

高い中性脂肪値 (150 mg/dL) の治療

治療の最初の狙いは目標 LDL コレステロール値の達成
体重管理の徹底
身体活動の増加
もし、目標 LDL コレステロール値の達成後に中性脂肪値が 200 mg/dL であれば、次は非 HDL コレステロール値の目標を設定。


3つのリスク・カテゴリの LDL コレステロールと非- HDL コレステロール目標値

リスク・カテゴリ LDL コレステロール目標値 (mg/dL)非- HDL コレステロール目標値(mg/dL)
冠動脈心臓病か冠動脈心臓病リスク相当
今後 10 年間に冠動脈心臓病になるリスクが 20 パーセント超える
100 未満 130 未満
高 LDL 値以外のリスク要素が 2 つ以上

同リスクが 20 パーセント以下
130 未満 160 未満
リスク要素が 0 〜 1 つ 160 未満190 未満

◎ LDL 値の目標値を達成後に中性脂肪値が 200-499 mg/dL なら、非 HDL 目標値に達するための薬の使用を検討

◎中性脂肪値 500 mg/dL 以上であるなら、すい臓を守るために最初に中性脂肪値を下げる

◎低い HDL コレステロール値 ( 40 mg/dL 未満 ) の治療






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